女子大生ごりらの俳句・短歌

大学の授業で俳句・短歌の日常が非日常へと変わる特別な感覚を味わった。授業は終わってしまったけれど、生涯の趣味としてこれからも付き合っていきたい。

今日の短歌 4/9(金)

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「無機質なテストセンター厳かに緊張感とハイテクに負け」

 

SPIの試験をテストセンターで行うのは今日が初めてであった。

 

機械が起動する音、マウスのカチカチの音などが

無機質な空間を作り上げていた。

 

「本番と同じように練習しなさい」とよく言う通り。

試験勉強の時はひたすら教材とノートを使用し

いわばアナログ的であったためか

画面で問題を読み、とき終わったら回答を入力するという

ハイテク手順にリズムが緊張からか崩れた。

 

今日の短歌 4/7(水)

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「行き詰まり藁にも縋る中華街人生初の占いに泣く」

 

就活にも恋愛にも夢にも行き詰まりを感じた。

 

そこで発起し占いに行った。

 

「当たるも八卦当たらぬも八卦」というけれど

わかってはいるけれど

どうしても藁にも縋りたかったのだ。

 

今日の俳句 4/6(火)

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「暮遅し『蛍の光』早く聞き」

 

昨日に引き続き、図書館へ。

 

今日は閉館するギリギリまで居座った。

 

18時に閉館する大学の図書館は5分前に「蛍の光」が流れる。

 

急いで外へ出るとまだ明るいことに気づく。

 

冬と時間は変わらないのに、いつもより早く「蛍の光」を聞いた気分になった。

今日の短歌 4/5(月)

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「図書館の二階見下ろす葉桜に心引き締め履修登録

 

新学期の書類を受け取りに行くついでに

図書館に寄ることにした。

 

そこから見えたとは緑を含む葉桜。

 

いつまでも花見気分ではいられないことを告げているようだった。

今日の俳句 4/4(日)

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「海苔をまく自炊お握りなつい米」

 

お金の使い過ぎで節約しなくてはと思い、

久しいバイトで久しくおにぎりを握った。

 

おにぎりとはこんなに美味しいものとかと驚いた。