女子大生ごりらの俳句・短歌

大学の授業で俳句・短歌の日常が非日常へと変わる特別な感覚を味わった。授業は終わってしまったけれど、生涯の趣味としてこれからも付き合っていきたい。

今日の短歌 3/10(水)

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「カラスいるゆっくり歩く老夫婦つられて眺め孫と祖父母に」

 

「カラスいる」と前方からの老夫婦の会話が聞こえてきた。

私もその声につられて視線を向ける。

やはり若者の足の歩幅はゆっくりとはいえど大きいもので、

その老夫婦と横並びになってしまった。

 

まるでその姿が、孫と祖父母のようだ、

 

私と赤の他人であるはずか、

同じ景色を見て横並びになるとはなんと不思議で

心温まるのだろうか。