女子大生ごりらの俳句・短歌

大学の授業で俳句・短歌の日常が非日常へと変わる特別な感覚を味わった。授業は終わってしまったけれど、生涯の趣味としてこれからも付き合っていきたい。

今日の俳句 3/13(土)

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「龍天に昇る鼓動に犬怯え」

 

【龍天に昇る】とは春分の頃に天に昇って龍が雨を降らせることをいうらしい。

この季語を見た際、まさしく今日の事を指しているように思えた。

 

雄叫びのような雷が二発。

 

祖母の家で飼っている中型犬は、犬小屋に入ってうずくまって出てこなかった。

それをみた祖母は、ご飯を犬小屋にそっと入れた。

するとたちまちむしゃむしゃとほおばった。

 

いくら怖い雷もご飯の前には関係ないようだ。

 

そして食べ終わると再びおとなしく小屋へ籠る姿が可愛らしい。