女子大生ごりらの俳句・短歌

大学の授業で俳句・短歌の日常が非日常へと変わる特別な感覚を味わった。授業は終わってしまったけれど、生涯の趣味としてこれからも付き合っていきたい。

今日の俳句 2/27(土)

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「駆込みて足が絡まる春炬燵」

 

畳の上に置かれる大きな長方形の炬燵は、実家に帰ってきたという実感を加速させる。

 

けれど大きな炬燵はすぐに埋まってしまう。

数年前までは絡まなかった足も、ぶつかる少しの痛みと共に成長を感じられた。

 

そこに兄が帰宅する。

きつかった炬燵が更に密度を増す。

 

やはりまだ炬燵は片づけがたい。