女子大生ごりらの俳句・短歌

大学の授業で俳句・短歌の日常が非日常へと変わる特別な感覚を味わった。授業は終わってしまったけれど、生涯の趣味としてこれからも付き合っていきたい。

今日の俳句 7/1(木)

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「雨避ける売出し中の胡瓜なく」

 

毎月1日は野菜や肉が特に安く売出すスーパーが多い。

実際、私も近所のスーパーは特売日である。

 

普段の特売日は特にお買い得の品は

外で売り出されることが多いのだが

生憎、雨の日は室内の陳列だった。

 

けれど旬である格安の胡瓜は飛ぶ様に売れていく。

じめじめとした気温の中でさっぱりとした

雰囲気を誘うからだろう。

 

そして私も買おうとした時

胡瓜の売り場に胡瓜が一本もないことに気づいた。

 

狭い室内で売出すにはスペースが

足らないのだろうか。

今日の短歌 6/30(水)

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「顔に出るアイス食べ過ぎ警告す鏡へ睨む夏前の危機」

 

6月最終日、明日から7月。

コロナの影響もあって

プールや海に行く予定もないからと

例年恒例の水着着るためのダイエットを

していなかった。

 

その影響もあってか

最近スイカバーやピノやら

懐かしいアイスにハマり出し食べ過ぎていた為

朝鏡をみると

顔に可愛い小さい丘が2ついた。

 

ニキビができるより体型に出やすい自分は

小さい丘ができてしまったことに

危機感を抱いた。

 

そして

…怖くて体重形にのれない自分がいる

 

今日の俳句 6/29(火)

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「梅雨寒や無意識沸かし包むマグ」

 

アイスコーヒーや麦茶。

暑い朝は冷蔵庫から取り出した飲み物を飲む。

 

けれど、布団を探す寒さに悶えながら

踏ん張って起床した今日の進む先は

電気ポットであった。

 

冬と同じモーニングルーティーンのように

ホットコーヒーをマグカップに注いだ朝でした。

 

 

 

今日の短歌 5/25(火)

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「同郷のマンション同じ友人と夏の野菜の天丼かこむ」

 

大学で出会った地元が同じの友人に

久しぶりに連絡を取った。

 

地元に帰っていると思っていたが

まさか数m先の上の階に住んでいた。

 

夏バテの前の栄養補給のため

ガッツリと天丼をかきこんだ。

 

なぜ友だちに会うとやる気がでるのだろう。

今日の俳句 5/16(日)

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「袖通す若葉に生える白スーツ」

 

約1ヶ月ぶりに復帰したアルバイト。

 

気合をいれるため、

春夏用に買った白のジャケットを羽織る。

 

ちょうど外の緑と白で

爽やかな気持ちになった。

 

今日の短歌 5/15(土)

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「二人きりエレベーターに共に乗る天道虫と一匹一人」

 

気温が高くなり、夏が近づいているなと感じている頃、

今年初めての天道虫をみた。

 

タイミング良くエレベーターのドアが空き

共に乗り込んだ。

 

夏の風物詩と共に。

 

 

 

今日の俳句 5/14(金)

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「面接の遠くに見える夏の山」

 

オフィスビルの25階で最終面接があった。

結果はまだわからないがやれることはやったと思う。

 

そしてふとガラス張りの窓を見ると、

都会でも夏の山がはっきりうつっていた。

 

実家に帰りたい。